――Digital Connectについて教えてください。
2019年に設立した経営コンサルティング会社です。変革を進めたいと考えている顧客企業に対して、戦略立案や実行を支援することを目標に掲げています。経営課題の解決に向けては、ビジネス面だけではなくデジタル技術が前提となります。ビジネス・ITの両面から顧客企業の変革を支援するプロフェッショナルを育成したいと考えたのが始まりです。

――他のコンサルティング会社との違いは何になるのでしょうか?
中心は若手コンサルタントの育成です。コンサルティング・プロジェクトにおいては、経験豊富なパートナーと直接議論する機会を多く持ち、問題解決力を高めてもらいます。
プロジェクトの種類も、事業戦略、業務改革、IT戦略、人材開発など、様々な機会を持つようにしています。同じプロジェクトで長く働くのではなく、別の業種や課題にチャレンジしてもらうことで、汎用的なコンサルティング能力を伸ばすことができると考えています。
顧客企業への提案活動も、コンサルタントにとって重要な業務です。営業担当が取った仕事をこなすだけでは、本当の実力はつきません。そのため、デジタルコネクトでは役職に関わらず社内の提案活動に関われる機会を広く設けています。また、プロジェクト以外でも社外からの刺激を得て企業経営や問題解決について考える機会を多く持つようにしています。
どのように会社を強くしていけばよいか、についても一緒に考えてもらいます。経営センスを醸成するのに役立つでしょう。我々のような会社の規模だからこそ、実践できることに挑戦していきたいと考えています。
――どのような顧客企業が多いのでしょうか?
皆さんがよく知っている大手企業から、非上場企業に至るまで幅広く支援しています。売上規模や業種も様々です。大手企業では大規模プロジェクトの推進・管理がテーマとなり、中堅企業に対しては会社全体の動きを把握することができます。コンサルタントとしての力を伸ばすためには、両方の経験が重要だと考えています。

――社長からみて、社員にはどのような特徴があると思われますか?
明るくて社員同士の仲が良いですね。食事にも一緒に出掛けますし、同好会活動もしています。お互いに趣味は違っても、それを尊重し合えていると思います。探求心や好奇心の強い人が多いです。本質的な問題を考えて解決していくには重要な要素だと考えています。
――本格的なデジタル時代に突入したといわれます。今後、どう進展していくのでしょうか?
生成AIに代表されるように、技術の進歩は想定していた以上に早くなっています。企業経営を進めるうえで、こういった技術の活用は欠かせません。新しい事業やサービスを考えるにしても、業務を効率化するにしてもIT技術やデータの活用が必須です。企業においては、デジタル技術の活用を促す人材育成が積極的になっており、我々にも依頼をいただきます。詳細な技術について熟知することは難しいでしょうが、適切な技術を企業経営にいち早く取り込むことが、厳しい競争環境を生き抜くために必要です。社内ではデジタル技術の活用について文章やプレゼンで共有されることも多いので、社員全員で情報をキャッチアップして時代に即した提案を心がけています。その上で、我々もその一役を担いたいと考えています。
――Digital Connectの今後の展望を教えてください。
Digital Connectは未来を切り開こうとする企業の伴走者、時には牽引者として社会に貢献したいと考えています。我々のような企業規模だからこそできることに、引き続き挑戦していきたいと考えています。一緒になって、新しい未来を創ろうとする気概を持ち、可能性にあふれる皆さんをお待ちしています。